※2018/2/2 追記
マザーボード H61M-VG3 で Wake On Lan が動くことを ISOさんがコメントをくれました。ありがとうございます。
※2015/5/5 追記
Raspberry Pi2 では ServoBlaster は正常に機能しません。公式フォーラム「Pi2 B and Pi-Pan (ServoBlaster)」に添付されているServoBlaster-20150219.tgzを使うことで機能することを確認しています。
Chinachu 録画システムをマザーボード H61M-VG3 を使って構築したのですが、残念なことに Wake-On-LAN が使えない。だけど、サスペンド後に USB キーボード を触ると復帰することが確認出来たので「Raspberry PIでキーボードを触ればいいじゃん」と言うことで、Raspberry PI でサーボを動かすことにした。
Raspberry PI でサーボを動かすには幾つか方法があるみたいですが、私的には ServoBlaster が簡単でお勧めです。
$ git clone git://github.com/richardghirst/PiBits.git $ cd PiBits/ServoBlaster/user $ make servod $ sudo make install
make install することでサービス起動時にオプションとして –idle-timeout=2000 が指定されて、2秒間何も動作が無かった場合にパルスの発生が停止されます。これでサーボの寿命が延びるのでしょうか。
$ # 動作確認 echo サーボ番号=周波数 > /dev/servoblaster $ echo 0=140 > /dev/servoblaster # 水平にする $ echo 0=60 > /dev/servoblaster # 下げる $ echo 0=240 > /dev/servoblaster # 上げる
サーボ番号とPin番号、GPIOの対応は次の表の通り。
Servo number | GPIO number | Pin in P1 header |
0 | 4 | P1-7 |
1 | 17 | P1-11 |
2 | 18 | P1-12 |
3 | 21/27 | P1-13 |
4 | 22 | P1-15 |
5 | 23 | P1-16 |
6 | 24 | P1-18 |
7 | 25 | P1-22 |
以上、これで Raspberry PI からサーボを使うことが出来ました。
こんばんは。
録画サーバー用にH61M-VG3を検討している者です。
ASRockのホームページからマニュアルをダウンロードしてみましたが、BIOSに”Boot From Onboard LAN”という項目があると書いてあり、これがWake-On-LAN設定の項目と理解しておりました。
しかし、「残念なことに Wake-On-LAN が使えない」とのことで、実際のBIOSにはこの項目が存在しないのでしょうか?
andoさん、こんばんは。BIOS上にその項目があり、私の時はENABLEにしてもWOLが効きませんでした。
ちなみにその時のOSは、LinuxのCentOsやUbuntuでした。あまりにも困ったのでサーボで代用した次第です。
こちらのブログの記事ではメーカ提供のドライバーで可能になった旨の掲載がありますので参考になるかと思います。
H61M-VG3で使われている Realtek RTL8111E は他でもWOLに問題があるケースが報告されていますね。
andoさんの方でも何かわかったらお知らせくださると助かります。
airwhiteさん。おはようございます。
返信ありがとうございました。
Realtek RTL8111Eが問題のあるチップだということがよく分かりました。
H61M-VG3の購入は見送ろうと思っていますが、あまりに安いため、もしかしたらダメもとで買ってしまうかもしれません。その場合にはいろいろ試してみてご報告致します。
ありがとうございました。
servoBlasterをC言語のプログラムに組み込んで使用する方法はないですか?
fumahさん、お早うございます。
C言語は詳しくないのですが、system関数で外部コマンドとしてservoBlastを呼び出すか
servoBlastのソースコードが公開されていますので、ご自分のプログラムに取り込むか
いずれかの方法になるかと思われますが、がんばってください。
かなり古い記事への返信で恐縮なのですが・・・
こんにちは。PT3録画サーバーにヤフオクで落札した
H61M-VG3 を使おうとして辿り着きました。
当方の環境で、この板での Wake on LAN 動作しました。
結論から言えば、UEFIのデフォルト設定から2つの項目の設定変更、
“Advanced\ACPI Configration\PCIE device Power On” と
“Advanced\ACPI Configration\USB Keyboard/Remote Power On” を
共に Enabled に設定するだけで、スリープ(S3)・ハイバネーション(S4)
・及び電源切(S5)状態からオンボLANでWOLが動作するようになります。
環境は BIOS_v1.90、Debian Stretch(9.3) NICドライバーは
http://www.sssg.org/blogs/hiro345/archives/11184.html
↑こちらの記事にあるRealtekの最新ドライバに更新済みでしたが、
Stretchのデフォルトドライバでも動きそうな気がします。
「USB Keyboard/Remote Power On」なんて設定名がWOLに関わってるとは
気づき難くスルーしてしまいますね・・・
失礼しました。それでは!
ISOさん、こんばんは。
Wake On Lanだけがネックなマザボでしたがこれで助かります。
貴重な情報を教えてくださり、ありがとうございました。