ベトナム 証券口座開設 SSI証券

※このページの内容は2021年6月頃の状況を元に書かれています。ベトナムの法律や銀行・証券会社の状況によっては、口座開設が行えない場合がありますので、ご注意ください。

5月末頃にたまたまYouTubeで旦那さんは日本人で奥さんはベトナム人というご夫婦の動画を見ていたこともあって、少しベトナムに興味が沸いていた頃に、朝のテレビ番組でベトナムの景気が良いことを聞いて、更に投資先としてのベトナムに興味が沸いた。

調べてみるとベトナムは、証券会社と銀行の双方に口座を開くシステム。そして、銀行口座を開くためには、多くの国と同じように一度現地に行く必要がある。ところが、なぜかSSI証券さんだけは、なんと日本にいながら証券会社と銀行の口座が同時に開けるとのことである(2021年6月現在)。ただ、ベトナムは条件が毎月変わることもあるので申し込む前には一度確認した方が良いだろう。2012年頃のネット情報では、ベトナムで証券口座を開くためには、無犯罪証明書が必要とのことだったが、現在ではもう必要はないようだ。

日本よりも金利が高く、経済成長率が7%で、物価も低く、老後の移住先としても魅力的なのだが、もちろんデメリットもしっかりある。共産国であること、マネーロンダリング対策のために海外への送金に規制があり、海外へ送金する際は基本的には一度現地の銀行窓口に行く必要がある。ただ、別の方法もあるので、それは後述する。

個人情報の提供

SSI証券の担当者とは日本語でやり取りが可能だった。連絡を取ると必要書類を用意するので、以下の個人情報の提供を求められた。回答はすべて、半角英数字のローマ字で答える必要がある。姓名は苗字→名前の順で書くこと。住所は英語での書き方。パスポートの発行官庁は外務省で良いとのこと。全て回答できたら、担当者に送信する。

  • full_name 氏名(姓・名)(Surname・Given name) = Nihon Taro
  • sex 性別= male(男性)かfemale(女性)
  • date_of_birth 生年月日(dd/mm/yy)= 日/月/西暦下2桁
  • place_of_birth 本籍=パスポートに記載の都道府県
  • parmanent_address 住所=現住所
  • zip-code コード= 現住所の郵便番号
  • passport_number パスポートナンバー=TT9999999
  • date_of_issue 発効日(dd/mm/yy)=日/月/西暦下2桁
  • date_of_expire 有効期限満了日(dd/mm/yy)=日/月/西暦下2桁
  • place_of_issue 発行官庁=MINISTRY OF FOREIGN AFFAIRS
  • tel_number 電話番号= +81-90-9999-9999
  • fax_number ファクス番号= +81-999-9999-9999
  • e_mail メール= example@example.com

申し込み書類

しばらくすると担当者から申し込み書類が届く、必要なところは記入されているが誤りが無いか確認する。申し込み書類11部すべてにサインする。VND(ベトナム証券預所)とSSI証券に関する書類6種類7部とBIDV銀行の書類4種類4部。一緒に記入例なども送らてくるので参考にする。2部用意する証券口座開設契約書は2ページ目にアンケート部分があるので、送られて来た日本語訳を元に回答する。また、ここには掲載していないがFATCA(ADDITIONAL CLIENT INFORMATION FOR FATCA COMPLIANCE PURPOSE)は回答してメールで返送する。日付は、担当者が記入するので書き込まない。

証券取引コード申請書類(VSD)と証券口座開設書類(SSI)
書類名称和訳部数
Securities trading code application外国人の証券取引コードの申請書1
Power of Attorney取引コードの申し込み委任状1
Application and Securities Services Agreement証券口座開設契約書2
Tariff for investor手数料合意書1
E-trading registration-formWEBトレーディング申込書1
POA SSISSIの委任状1
BIDV銀行口座開設書類
書類名称和訳部数
PROPOSAL CUM CONTRACT OF CUSTOMER INFORMATION AND ACCOUNT SERVICE REGISTRATION海外間接投資用口座開設契約書1
AUTHORIZED TRANSACTIONS FROM THE ACCOUNT 1
COMMITMENT 1
DOCUMENTS TRANSANTION AUTHORIZATION LETTER書類の取引委任状1

書類の認証

全ての書類の記入箇所の確認とサインが済んだら、以下の書類の認証を行う。

  • パスポート認証2通(ベトナム領事館でパスポートのカラーコピーに認証してもらう。手数料は1通5,000円)
  • 海外間接投資用口座開設契約書1通

パスポート認証は分かりやすい。契約書の方は、外務省と領事館で認証が必要だと担当者が言うが、ことはそう単純ではない。領事館は日本政府の認証を必要としているが、外務省は私文書には認証してくれない。そこで公証人による私署証書の認証を行い、法務局長の印をもらう。そうすると外務省が認証してくれるので、そこでやっと領事館で認証が行えるのである。外国語の契約書の公証人の手数料は11,500円で、外国語文書の領事認証は6,000円。契約書の認証だけで17,500円かかり、パスポート認証は10,000円なので、双方で27,500円の手数料がかかる。

行政書士への依頼

平日は仕事があり、慣れないお役所回りをすること、早期入手したいこと、交通費や駐車場代など、いろいろなことを考慮した結果、今回はその道のプロの行政書士さんに依頼することにした。ネットでそれっぽいところを4個所選んで、それぞれに「ベトナムで証券口座(銀行口座を含む)を開きたいので、パスポート認証(ベトナム領事館)2通と契約書の認証(公証人、外務省、領事館)を行いたいので、金額と日数の見積をお願いします。」と、メールしてみた。

結果は、実に様々だった、3通とも公証人の認証が必要だと言うところ、ベトナム領事館でのパスポート認証の経験が無かったところ(調べてはくれた)、日数が10日ほどかかるところ、総額8万円以上かかるところ、などなどである。その中でも、こちらの説明をスムーズに聞いて理解してくれて、比較的納期も5営業日程度と早かった東京の行政書士さんにお願いすることにした。多分もっと時間をかけて探せば安くやってくれるところもあると思うが、1週間1日1万円で行政書士さんに動いてもらうことを考えると総額で7万円以内であれば合格点で、今回は特に自分が信頼してお願い出来るかどうかを念頭にして行政書士を選んだ。行政書士さんの手数料は、ベトナム大使館領事館認証サポート代(16,000円)、公証人認証+外務省公印確認取得サポート代(18,000円)を合わせて、34,000円(税込37,400円)である。先の手数料27,500円を加えると64,900円(税込)になった。自分で動くことや一週間以内に入手できること、ベトナムに行った場合の飛行機代を考えるとコスパは良いと思う。自分で動けば、37,400円を投資に回せるのだが、そこをどう捉えるかは人それぞれだろう。

依頼先の行政書士さんに気になっていたことを聞いてみた。それは、コロナ対策で外務省の窓口受付が郵送のみになってしまったことだ。折角、行政書士さんに依頼しても郵送受付だと納期が1週間以上かかることになる。担当してくれた方曰く「東京の公証役場の場合、ワンストップで公証人認証、法務局長、外務省公印確認まで取得できます。(窓口受付を停止している外務省本省にて手続きを行うことはありません)」と教えてくれた。自分で取得しようと思っている方の中にはこの情報は知らない方も多いはず。流石はその道のプロだと改めて感心させられた。

さて、納期と金額の確認をしたら、メールで正規の依頼をすることを告げると送付先と委任状を送ってくれるので、記入と印鑑登録証明書の印鑑で押印する。①パスポート(原本)、②サイン済みの海外間接投資用口座開設契約書、③委任状、④印鑑登録証明書(発行後3ヶ月以内のもの)を送付先に送る。先方で、書類の確認が終わると、請求書が送られて来るので金額を振り込む。依頼・発送・入金を木曜日に行ったが来週中には依頼が完了できる旨の連絡が来る。後は寝て待つだけである。

週をあけた6月15日(火)にパスポート認証、契約書の認証の依頼内容が終わり、書類を発送した旨の連絡が入る。えっと、こちらが書類を発送した翌日から数えてまだ4営業日しか経ってませんよ?早すぎませんか。事務所の仕事の混み具合も関係すると思われるが、今回は私がベトナムに書類を送る日をDHLで6月17日(木)に予約をしたので、間に合わせてくれたようだ。有難い。事務所の方にリンクの許可がおりたので、事務所の名前とリンク先を紹介する。

※相談される方は、なるべく先方の迷惑にならないように気を付けて欲しい。私もできるだけ少ないメールのやり取りの中で依頼を決めました。

証券会社への書類の提出

行政書士さんからレターパックプラスで、パスポートと領収書、パスポート認証2通、契約書1通が届く。これをベトナムのホーチミンにあるSSI証券に送る必要がある。海外発送は、EMS、Fedex、DHLなどが使えるが今回はDHLの午前中に届けるサービスを使うことにした。6月17日(木)に発送すると6月21日(月)のお昼までに先方に届く予定だ。書類発送用のレターパックはカスターセンターに事前に電話で頼んでおくと届けてくれる(無料だった)。

東京からホーチミンへの海外発送比較
サービス名日数料金
EMS6日14,00円
Fedex6日~8日5,000円以上
DHL2日~6日8,000円以上

取り敢えず、ここまで来れば書類の不備さえ無ければ一安心。先方の担当者にDHLの追跡番号を伝えて結果を待つ。

6月22日(火)に担当者から書類が届いたと連絡が入る。書類の手続きに約3週間かかるとのこと。

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